秋田内陸線 Photo Album 2007 |
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(このページは2007年の活動日誌とフォト・アルバムです。2006年以前の分はここをクリックしてお読みください。) 2008年の活動はこちらへ。 <ふたつのフォーラム> 門脇光浩さん(県会議員)から、新春「秋田内陸線談義」のニュース。1月に西木温泉クリオンと阿仁合の山村開発センターでリレー開催されます。主催は「秋田内陸縦貫鉄道を元気にする会」。門脇さんが関係している地域づくりの勉強会とのこと。今までと違った枠組みで、新しい広がりを持つものです。 私は両方とも参加の予定です。関係者の皆様、できるだけ日程に入れていただければ幸いです。 1月12日(土) 14:00〜16:00 西木温泉クリオン多目的ホール(内陸線西明寺徒歩15分) 講演:橋本五郎さん(読売新聞特別編集委員・21世紀臨調運営委員ほか) 話題提供:門脇光浩さん、中田潤さん(ともに県会議員) 1月26日(土) 14:00〜16:00 阿仁山村開発センター(阿仁合徒歩2分) 講演:中村郁男さん(株式会社九州屋専務) 高橋良治さん(丸果秋田県青果社長) 話題提供:門脇光浩さん、中田潤さん (いずれも後援:仙北市・角館町観光協会・田沢湖観光協会・西木観光協会) 両方とも、入場整理券が必要とのこと。 12日(土)の会はクリオンへ問い合わせ。(0187-47-2010) 26日については続報します。 内陸線グッズができました! ![]() 青空の下、森吉山をバックに走る8806。 2007.12.26 阿仁前田―前田南 内陸線に新しいグッズが登場しました。マウスパッドとキーホルダーです。 これは、鉄道アイドル木村裕子さんのグッズを作っている大阪の会社が製作してくれたものです。もちろん内陸線に販売利益が入ります。 阿仁合、鷹巣、角館各駅と急行列車で販売を始めました。みなさん、買ってくださいね。
11月2日、「秋田内陸線エリアネットワーク発足! 11月2日(金)、内陸線沿線を紹介するホームページを作成する母体となる団体、「秋田内陸線エリアネットワーク」が発足しました! この日はホームページをつくるための第1回目の会合で、鷹巣のJC事務所に9人が集まり、具体的な運営について相談しました。そのなかで、状況が切迫しているので、すぐに動き始めることが必要だということになり、ホームページの作成をすすめるとともに、団体の設立をすることになったものです。 名称は「秋田内陸線エリアネットワーク」。代表には鷹巣阿仁JCの大森光信さんが選出されました。 当面、ホームページの作成と、設立のお知らせ、メンバーの募集、そして木村裕子さんを再び招いてのイベントの準備をすることになりました。木村さんは、年越しのイベント(カウントダウンですよね)をしたいという意向だそうです。 私は、このHPの、鉄道紹介の部分の構成を考えることになりました。内陸線のアウトライン、車両や駅の紹介、季節ごとの風景などを盛り込んだものにしたいと思っています。HPの立ち上げは年明けの予定です。 この「エリアネット」は、内陸線サポーター、「秋田内陸線プロモーション」とはまた別の組織ですが、さらに領域が広がることになります。 後日、事務局から正式な設立のお知らせと会員募集の文書が発表されます。HPの作成と管理にはどうしても資金が必要です。その際はご協力をお願いいたします。 秋の風景 11月3日(土)、4日(日)の内陸線の風景です。 ![]() 毎週火・土曜日は合川駅待合室でJ女性部による農産物直売所が開かれています。観光客を乗せた「もみじ号」にも、メンバーが販売に。あたたかい光景です。 11.3 合川
![]() 2007.11.4 阿仁合―荒瀬 ![]() 笑内―岩野目の鳥坂鉄橋を渡る。2007.11.4 ![]() 紅葉の渓を走る1002D「もりよし2号」。 11.4 羽後長戸呂―八津 ![]() 晩秋の雰囲気が漂う。 11.4 左通―羽後中里 ![]() 左通駅を「もみじ号」が発車した。 2007.11.4 左通 ここまで11月10日増結 10月27日(土) 秋田内陸線再生フォーラム開かれる! 鷹巣阿仁青年会議所主催の「秋田内陸線再生フォーラム」が10月27日(土)午後、産業祭で賑わう北秋田市体育館で開かれました。 ![]() 開会のあいさつをする大森光信理事長 私は第2部のパネルディスカッションに参加、内陸線の竹村専務、デザイナーの櫻田勝也さん(秋田市)、JTBパブリッシング常務の安齋二三夫さんといっしょに意見交換をしました。 これまで存続運動の動きが弱かった鷹巣地区で、青年会議所が今年4月から存続のための署名運動を展開、そしてこのフォーラムを成功させたことにより、運動に弾みがつきました。 櫻田さんは、自らが立案した企画書の一部を紹介、この内容をどれだけ実現していくかがこの後の課題です。櫻田さんの企画書は、内陸線沿線地域全体を「観光立国」化しようというもので、私が今年1月にまとめてプレス発表した提案文書と基本的なスタンスは同じです。(もちろん櫻田さんの企画書のほうがずっとくわしいけれど。)私は、この企画書で最初に取り組むとしている、内陸線とその沿線を紹介する総合サイトの立ち上げに加わることにしました。
彼女、トークの内容も「鉄分過多」で、内陸線の応援の決意表明をしてくれました。「内陸線に鉄道ファンを呼ぶために、私を車掌にしてください!」のアピールを、何とか実現させたいと思います。 ![]() 紅葉真っ盛りの比立内鉄橋。28日(日)の内陸線は観光客で大賑わい。 五所川原立ちねぷたツアー、大成功! 8月7日(火)、内陸線観光が主催する「五所川原立佞武多」への日帰りツアーが実施され、105人が参加しました。そのうちの1人が、私。 このツアーは、8月4日(土)の「青森ねぶた」ツアーに続く、内陸線観光の夏祭り企画の第2弾。7月2日に内陸線本社でこのツアーのことを聞き、夏休みの秋田訪問をこの時期に合わせました。 募集を始めたときは、最低催行人員(青森100人・五所川原80人)に達するのか心配でしたが、青森ねぶたはまもなく定員いっぱいとなり、申し込みが少なくて心配された五所川原ねぷたも、ぼくが「行きたい」と内陸線に連絡したときには、もういっぱい。それでも、何とか入れてもらうことができました。 それでは、「とてもよかったよ!」という報告です。 ![]() 阿仁合駅から乗車する人たちの前で、今年6月に着任した竹村専務があいさつ。
![]() いよいよ立ちねぷたの登場です。続々来ました。 ![]() これは五所川原高校の立ちねぷた。ねぷたの前で高校生たちが踊ります。踊りはどのねぷたにもあって、浴衣の盆踊り風からジャズダンス風までいろいろ。 ![]() こちらは五所川原農林高校。踊りは五農のほうが勇壮でよかった。
2007年4月30日増結 内陸線存続署名活動、 5月12日(土)に秋田駅前で実施! 10時から14時、秋田駅自由通路西側で 上桧木内駅で臨時売店を開きます 今度は5月3・4・5日、 12時27分から37分(時間限定)です (鷹巣10時38分角館行きの交換待ち停車時間を利用します。) ![]() 地元の人たちの手作りの弁当、おやき、ゆべしなどを販売! 4月28日(土)、29日(日)のと角館は、天気もよく、桜も咲いて大賑わい。その駅前で、八津のカタクリのチラシを配ってきました。 28日は5人、29日は3人での活動でした。もちろん、花見やお酒も楽しみましたよ。 28日に秋田さきがけの取材を受け、29日の朝刊で紹介していただきました。ありがとうございました。29日は新聞の効果もあり、「サポーターの人ね」「がんばってください」と声をかけてくれる人も。 桧木内川の土手のソメイヨシノは、28日は三分咲き。でも、先週は固いつぼみだったので、ようやく春、という感じ。 3時ごろでチラシ配りを終わり、サポーターの濱田さんと花見。プラドさんから、中島旅館の出店の場所を聞き、土手の桜の下のお店にごあいさつ。もちろん、ビールを注文しました。 角館16時28分発阿仁合行きは、急行「もりよし」の折り返しで、きょうは3両編成。おかげでゆっくりお酒。花見帰りの人がたくさん乗っていました。 一番前のボックスで、プラドさんと濱田さん、私で宴会。 写真のお酒は、駅前の藤田酒店で買った「福の友」の「又衛門蔵」というおいしいお酒です。(私は「刈穂」と「福の友」のファン。) 29日(日)は、濱田さんと、川崎から来てくださった田村輝夫さんの3人で、午前中でチラシ配布を終え、角館12時01分の列車で上桧木内へ。この列車を上桧木内で10分待っている角館行きの乗客を対象に、連休期間に臨時売店が開かれています。 ![]() 売店と言っても、「立ち売り」の進化形くらいの規模なのですが、地元の人たちの手作りのお弁当やおやき、ゆべしなどを売っています。 先週は、桜はまだだし、雨も降っていたので、乗客は少なかったのですが、今週は桜も咲いたしよい天気だし。だいぶ売り上げがあったようです。私たちが乗ってきた鷹巣行きのお客さんにも買っていただきました。運転士さん、どうもすみませんでした。 この売店は、5月3・4・5日にも開設されます。鷹巣10時38分発角館行きで、上桧木内には12時27分から37分まで停車します。このときだけの限定売店、よろしくお願いいたします 2007年4月10日増結 鷹巣阿仁青年会議所が 内陸線存続署名運動を展開中! 「秋田内陸縦貫鉄道存続についての1万人署名運動」 趣意書 <寺田知事の発言から> 秋田県の寺田知事が2006年12月18日の県議会において、内陸線の安全対策のための大規模改修工事に9億円かかるという県の報告を受けて、「今後の県財政でどこまで耐えられるかという状況もある。毎年3億円の赤字が出るような状況で、果たして公共交通機関として維持できるのか、率直に考えざるを得ないところにきている」、「経営数値は正直。地域住民や会社、県や沿線自治体が将来の見通しを含め、冷静に検討すべきだ」「(存廃については)県民ニーズをとらえ、総合的に判断せざるを得ない」などと発言しました。 <なぜ存続か> では、私たち鷹巣阿仁青年会議所は「存続」を求めるのでしょうか。 <内陸線を守ろう> 大正11年旧国鉄が鷹巣〜角館間 予定線に認定し、平成元年鷹巣〜角館間 全線開業するまで、内陸線は全線94.2kmを「夢」をつないで、走ってきました。どんな雨の日も、どんな雪の日も・・・。この地域に訪れる人や、ここで生活している人のために。私たちは住民として、先人が残してくれたこの「財産」を残さなければなりません。 ご署名にご協力をお願いいたします。 連絡先 北秋田市松葉町4−7 2階 署名用紙はメールをいただければ添付ファイルでお送りいたします。 kumanotaira-mura@nifty.com ご協力いただいた署名用紙は、直接、鷹巣阿仁青年会議所宛にお送りください。 2007年3月8日増結 北秋田市教委の信じられない対応! 私がNHKテレビに出演しました。と言っても、「秋田限定」ですが。 7日(水)の午後6時過ぎの、片山アナウンサーがキャスターを務める番組。内陸線DVDの紹介と、私へのインタビューで、5分間くらい。5日の午後、NHK秋田のスタジオで収録してきました。 放映のあと、秋田の人たちから連絡をいただきました。「やわらかい話しかたでよかった」という評価でした。 さてさて、ショッキングなニュース。北秋田市教育委員会が、すでにスクールバスに転換を決めている森吉中、合川の小学校の通学に加えて、阿仁地区の小中学校の通学も、内陸線からスクールバスに替えるというのです。もう、何を考えているのでしょうか。「スクールバスにしたら部活ができない」という保護者の声も。 今年度、小中学生は合わせて98人が内陸線を利用していました。これは、輸送人員に表すと、年間7万人に当たります。50万人のうちの7万人、ですよ! 割引率が高く、区間が短いために、収入の減少は600万円程度だそうですが、来年は「43万人」という輸送人員が保証されてしまったようなものです。これが与える影響は、単なる減収にとどまりません。去年の今頃は、森吉中のスクールバス通学の生徒を内陸線に替えようとしていた同じ市教委なんです。しかも北秋田市の市長は内陸線の社長! 開いた口がふさがらないとはこのことですが、黙っているわけにはいきません。インタビューでは「地元の通勤・通学定期の利用者を増やしてほしい」とさりげなく話しただけですが、出るところに出て、言わせてもらうつもりです。 観光客は、私の「意見文書」にも書きましたが、大幅に増えています。旅行会社のツアー客は3年間で5倍増なのです。観光シーズンの休日は、車両と人員を総動員して輸送している状況。でも、ベースになる定期客が増えなければ、足腰が弱まります。 これに負けてはいられないので、春の活動を考えています。 上の写真は4日(日)の急行「もりよし3号」を写す人たち。最近は内陸線の車両にカメラを向ける人が多いこと! 3人のうち2人は、森吉山からの帰りの山屋さんなのですが。 3日、4日の「雪見号」は告知が遅かったことと、雪があまりに少なかったこともあってか、イマイチの乗車率でしたが、それでもこの日のこの列車、40人ほどが乗っていました。やはり、ときどき急行に「お座敷」を連結すると、初めての人はファンになりそう。 2007年2月17日増結 2月の内陸線充実訪問記 ![]() 2007.2.11 羽後長戸呂 2月9日(金)夕刻に東京を出発、12日(月)夜に帰着という日程で、秋田に出かけてきました。 <運転区経由ゴンドラ行き> 10日(土)は、上桧木内の紙風船上げの日。鷹巣を急行「もりよし1号」で出て、阿仁合で降りました。この日、横浜在住のサポーター、濱田さんが角館から乗ってくるので、阿仁合で合流することに。その前に本社に行ったら斉藤運輸課長が紙風船上げの乗客対応に出かける準備中。CSテレビ(私は知らないのですが)の内陸線の番組のDVDを見せてもらいました。翌11日に韓国からのツアーが来るとのことで、私は直撃取材をすることに決めました。 そこへプラドさんから電話。午前中に森吉のゴンドラに乗るとのことで、濱田さんと私も阿仁合で拾ってもらうことにしました。 212Dでやって来た濱田さんといっしょに、まず運転区にごあいさつ。去年のきょうの話で盛り上がってしまいました。運転区では、紙風船上げの観光客輸送のために、たくさんの車両がスタンバイ中。 待合室に戻ったら、もうプラドさんが来たので、乗せてもらってゴンドラへ。天気もよく、あたたかく、いい日和でした。私は雪焼けしてしまいました。
![]() 北の白神山地の向こうに、岩木山が顔を出していました。 ![]() 樹氷の向こうに森吉山の頂上が見えます。夏山で徒歩1時間半ほど。冬は危ないので行きません。 <今年は来ました紙風船上げ> 今年の阿仁スキー場は、暖冬でほかのスキー場がアウトだったために、大入り盛況。駐車場はいっぱいでした。 阿仁前田まで送ってもらい、プラドさんといったん別れて、濱田さんとクウィンス森吉で温泉に入ってから、「もりよし3号」で上桧木内へ向かいました。ここで、プラドさんの内陸線写真集が売れた現場をキャッチ! 車掌のサトコさんは2月号のJTB時刻表に登場したこともあって、鉄道ファンのの被写体になっていました。 上桧木内駅には内陸線の売店テントが。社員の人たちがかがり火やろうそくの雪灯篭の準備をしていました。少しおしゃべりをしてから会場へ。まだ時間には早いのですが、上桧木内の「秋田内陸縦貫鉄道を守る会」のテントに行ったら、役員の皆さんにおいしいお酒で接待されてしまいました。どうもごちそうさまでした。 今年の紙風船上げは、土曜日に当たったこと、天気に恵まれたことなどから、すごい人出でした。内陸線も大混雑。去年は豪雪で内陸線が止まってしまい、私は角館でずっと足止めをくらっていたので、2年ぶり2回目の紙風船上げでした。
下の写真は、まだ明るいときの開幕イベントで、紙風船の歌を歌う上桧木内小学校の全校児童。上桧木内小学校は、あと1ヶ月あまりで廃校となります。この子どもたち、去年7月の「守る会」の設立総会で、内陸線存続のアピールをしてくれました。そのお礼か、ちょうど内陸線の列車が通って行きました。 ![]() <立ってもうれしい内陸線> 10日の紙風船上げの会場で、プラドさん、せきれいさん(花輪線の写真集を出しました)、藤島さん(私の鷹巣の宿を提供してもらっています)や何人もの知り合いに会いました。そうしているうちに、隣のテントに県会議員の門脇光浩さんがいたので、ごあいさつ。 また、会場には阿仁の「考える会」の人たち、北秋田市の議員の人たちが参加して、「守る会」、仙北市の議員の人たちとあいさつ、歓談していたのが印象的でした。これは新しい強い力になると思います。 「残そう内陸線」の大きな紙風船と内陸線の列車のツーショットを今年も演出しようとしたのですが、直前に、別の紙風船が線路に落ちてしまい、列車の発車が遅れて、仕方なく風船だけが上がりました。(その数分後に列車が通過。) 今年はうまく上がらずに近くに落ちる風船がいくつもありましたが、気温が高いことと風がほとんどなかったことが要因だそうです。 帰りは20時15分発の鷹巣行き。本来は阿仁合止まりの列車を、増結して鷹巣まで延長運転。3両編成は満員です。阿仁マタギで団体が降りるので座れると思ったら、とんでもない、阿仁前田まで立っていました。でも、急行用89型の「カウンターバー」のようなスペースで、藤島さんとビールを飲み交わしていましたけれど。阿仁の「考える会」の人は、「内陸線で俺が経って乗っているのは高校生のとき以来だ」と笑っていました。 2年前も同じスジの列車でしたが、阿仁合から鷹巣方面に帰る人は20人ほどでした。それが今年は、鷹巣まで100人近くが乗っていたのです。「立ってもうれしい内陸線」でした。
![]() とても楽しい、うれしい冬祭りでした。皆さん、お疲れ様。 <韓国ハナツアーに直撃取材> 11日の212Dに、毎週来ている韓国からの秋田ツアーの団体が乗ると本社で聞いたので、私と濱田さん(横浜在住のサポーター)、藤島さん(鷹巣在住・私の友人)が「取材」しました。藤島さんと私は鷹巣から105Dで羽後長戸呂まで行き、212Dを待って乗車。濱田さんが角館から乗ってきていると思ったら、途中の戸沢から乗ってきました。「鉄」ですねぇ。 この日の212Dは、8805と2001の2両編成。すでにずいぶん客が乗っているのに驚きました。観光客が多いのです。 阿仁マタギでは、韓国ツアーともう一つ、クラブツーリズムという会社のツアーが乗車。2両の車内はこれでほぼ満席。うれしい光景です。 さて、韓国ツアー(ハナツアーという会社)がなぜ阿仁マタギから乗車するのだろうと思って、ツアコンの女性(韓国人)に尋ねたところ、どうも、旅行会社(ハナツアー)の情報不足のようで、田沢湖の宿を朝出て阿仁マタギまでバスで来て、内陸線に阿仁合まで乗り、バスで鷹巣の大太鼓の館を見て、男鹿、森岳温泉に向かう旅程なのです。しかもこの日は国体のために田沢湖の宿ではなく、なんと盛岡近郊の鶯宿温泉を朝7時前に出たとのこと。「疲れた!」とツアコンの彼女は言っていました。 日本のツアー客はよく松葉から乗車していて、そのほうがずっと楽ですよと話したら、会社に報告しますと言っていました。阿仁マタギまでわざわざ峠を越えて横道に入って、というのでは客も大変です。松葉、せめて上桧木内(大型バスは駅前に入れないかも。中型なら大丈夫かな)からになれば運賃収入も増えますので、内陸線からも、ぜひハナツアーに提案してほしいところ。 韓国ツアーやゴンドラへのグループ客は阿仁合で降り、クラブツーリズムはそのまま鷹巣へ。私と濱田さん、藤島さん、そしてやはりこの列車に乗ってきた藤島さんの知り合いも、鷹巣へ。阿仁合からの12Dは88の1両で、ツアコンは「えーっ、座れるかしら!?」と叫んでいましたが、無事にみんな座れました。
![]() 雪の駅で記念写真を撮る韓国からの親子。楽しい思い出になるといいですね。 <アメッコ市経由米澤屋行き> 11日の12Dで着いた鷹巣から、私と濱田さんは大館のアメッコ市見物。たくさんの人出でした。馬肉の焼肉を食べ、みそたんぽをかじって鷹巣まで戻り、10日の和歌山での集会(和歌山電鉄関係)に参加した全国鉄道利用者会議代表の清水孝彰さん(何と、大阪から「きたぐに」「いなほ」「かもしか」を乗り継いで来たのです)と合流、まず阿仁前田のクウィンス森吉で温泉、そしてビール。 また内陸線で鷹巣に戻り、郷土料理の「米澤屋」で、「鷹巣もちっこ市」の仕事を終えた内陸線プロモーションの米澤さん、藤島さんを加えて5人で会食しながら情報交換。盛り上がりましたよ! また新たな企画が浮かびました。 寝台特急「あけぼの」で帰る濱田さんを見送り、この夜は清水さんも藤島さん宅にお世話になりました。ありがとうございました。
<ツアー客の笑顔に内陸線の未来を見た> 12日は、清水さんと「もりよし1号」で阿仁合へ行き、「考える会」の佐藤昭春会長宅を訪問。111Dで上桧木内へ行き、プロモーションの鈴木英二さん宅を訪問。情報交換と今後のことについての打ち合わせをしました。 私はここから角館へ、清水さんは花輪線経由で盛岡へ出るので、鷹巣行きに。おたがいに手を振って、それぞれの列車は雪の中へと走り出したのでした。 私の乗った113Dには、「クラブツーリズム」という旅行社の、東京からの団体が乗っていました。阿仁マタギから松葉までの乗車です。近くにいた年配の男性に聞いたら、「行き先が秘密のミステリーツアーなんですよ」と、楽しそう。湯瀬温泉に泊まり、打当温泉で昼食、「きょうはどちらまで?」と聞いたら、「だから、わからないんですよ」と笑いながら、雪の上の2条のレールを珍しそうに眺めていました。 今回も充実した内陸線の旅でした。次回は3月3・4・5日に出かけます。3日は三陸鉄道の視察、4・5日は内陸線です。
<内陸線DVD、県庁へ!> 13日(火)、秋田内陸線プロモーションの佐藤和博代表が、県庁情報公開課を訪ねて、知事公室、建設交通政策課、観光課に内陸線DVDを届けるように依頼しました。また、県庁記者クラブにもDVDと文書を持参してマスコミ発表を行いました。 すでに14日の秋田さきがけ、15日の河北新報(宮城・東北全域)には紹介されたとのことです。 このDVDは、内陸線の魅力を行政関係者、旅行会社などに紹介して、内陸線への観光客の誘致を目ざすためのものです。内容は北秋田市のホームページでも(圧縮版ですが)公開されています。 一般の方で、このDVDをご希望の方に対しては、秋田内陸線プロモーションにカンパをしていただき、そのお礼として頒布いたします。 ご希望の方は、郵便振替で1,000円を下記の口座にお振込みください。折り返しDVDを郵送いたします。なお、手作業で制作しているため、送付に時間がかかることがありますのでご了承ください。 お寄せいただいたカンパは、旅行会社へのDVD頒布費用、ポストカード制作費などの活動のために使わせていただきます。 問い合わせは私宛にメールでお願いします。 kumanotaira-mura@nifty.com 郵便振替口座 02260−6−46182 秋田内陸線プロモーション 2006年のフォト・アルバムを見る ホームページのトップにもどる |